農園の四季

農園の四季2



農園の四季2





銀杏園

”おかあさ~ん、来て~。”
こども達がなにか見つけたようですよ。




こおろぎ

”ほら、こおろぎ。産卵管がないき 
たぶん雄や。”
”く、詳しい。”



鶏1


鶏2

にわとり2


柚畑で青玉柚を収穫していると、”コケコッコ~"の雄叫びとともに団体さんがやってきました。

この柚園は借地なのですが、その地主の公文さんがにわとりを放し飼いにしています。
あちこちに卵を産むもので毎朝、畑の中を探しまわっているとか。
この柚畑はまるでにわとり牧場のようです。
”見つけたら もらうで。”と
あっちで 主人がずうずうしい事を言っています。
なんせ、貴重な有性卵ですからね。
”公文さん、これ何羽おるの?”
”ええっーと、13羽ぐらいかな。”
と言うのですが どう数えても7羽ぐらいしかいません・・・・・・

”この間、お宅のにいちゃんらが来て鶏にブルーベーリーを食べさしていったよ。兄ちゃんが俺のをやるなとか弟に言ってけんかしてたが。”
と、公文さん。
そうか、この間ブルーベーリーとってくるといって出かけたはいいが、ちょっとしかとって帰ってこなかったはずだわね。
全く・・・・その時の卵は何色だったのでしょう???





いのししのおふろ


銀杏(ぎんなn)の木


当銀杏園の主はなんといっても”いのしし”。

銀杏園の隣では いのししを飼っている人がいて、2.3年前は放し飼いにしている時もありました。
それを知らずにやってきた私。
なんかブヒブヒと大きな鼻息のような音がするなあと思いつつ、角を曲がったらそこには犬よりも大きな猪が!!
子供と一緒に飛び逃げました。

もちろん、自然の猪もたくさんいます。
この銀杏園に銀杏を定植した頃は、主人が農作業をしている横を親猪がまだ縞の入ったウリ坊をひきつれて畑を横切っていってとか。

銀杏園はあっちこっち猪が掘り返すので穴ぼこだらけ。
まるで耕運機のように鼻で土を耕してくれています。
おかげで土はフカフカに柔らかくなっています。

写真左は猪のお風呂です。

連日の日照りでほとんど水がありませんが かなり大きな穴を掘ってくれています。
ここで水浴びをしては身体のダニを落とす為に(写真右) 銀杏の幹に身体をこすりつけています。
そのせいで 幹はさるすべりの木のようにつるつるになっています。

防風林として杉の木を園の周りに植えているのですが、大好物の山芋のつるが巻き付いていようものなら 木の根元を掘って掘って 杉の木が倒れそうになっているところもあります。

こんな、銀杏園。夜、来る勇気はありませんが、一度は見てみたい。
どなたか暗視カメラで撮っていただけませんか?





柚(ゆず)



訪問者といえるかどうか???  (^^;)
ゆずの珍品です。
子供がブタだと喜んでいました。






柚畑で”百舌の早贄”(もずのはやにえ)をみつけました。
百舌は食料の少ない冬に備えて木の枝などに保存食としてトカゲ・かえる・バッタ・ムカデなどをさしておく習性があります。

柚には無数の鋭いトゲがありまして、 その食料をさすのに便利な木であるのでしょう。
バッタを柚のとげで器用に串刺しにしています。
写真のバッタの背に見えているのがトゲです。

毎年、お目にかかる光景ですが、
でも、その貴重な食料も春になっても忘れているのもあるんですよ。
さて今年はどうでしょうか?













臭い銀杏の果肉を好んで食べているお客様が夜な夜な銀杏園に出没している模様です。

当農園には4種類の銀杏を植えておりますが、どうやらおいしいのは”藤久郎”と”えいしん”という品種らしいのです。

その品種の銀杏の木の下にはこのようにきれいに果肉のみを食べた跡が・・・・それも、結構な量。
犯人はどうやら”アナグマ”か”ハクビシン”の模様です。

これを見た園主、
”これは世話ないわ。苦労して果肉を剥ぐ手間が省けた。 ハクビシンのおしゃぶり銀杏 として売り出そう。”
などと のん気な事を言っております。
誰が買うと言うのよ。  (^^;)

どうやら落ちたものだけじゃ足りないらしく、木に登ってお食事をしている模様です。

写真のように きれいに果肉だけを食べています。
木に登って木を揺すって落としているのでしょうかねえ。
2.3匹で木の上で、銀杏の種の飛ばしっこをしてたりして・・・なんて考えるとおかしくなります。

まあ、これもお客様の取り分。
人間様はこらえましょう。
運動会でもなんでもしてください。

ちゃんとおみやげの肥料も残していってくれるところを見ると 気は使ってるようですよ。






柚の木の上で”アマガエル”がじっとしています。

冬ごもりに備えて食料を調達して、体力を蓄えているのでしょうか。
寒くなってきましたので動きもかなり緩慢になってきました。
そんなカエル君、柚の玉の上に乗っている時もあります。
収穫しようとして、柚を握ってびっくりさせられ時もあります。
そんな時は保護色になって、黄色がかっているのですがどうみても、柚の鮮やかな色にはほど遠い色をしています。


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こんにちは、店長の公文です。
「冬至には、公文さんの柚子だね!」と呼んで頂けるような、柚子農家を目指しております。